『イグネのある村へ 仙台平野における近世村落の成立』(菅野正道)製作開始

仙台市の東部、太平洋沿岸の地域に、六郷と七郷があります。この二つの地域は隣り合いながらも、それぞれに異なる地域性を形成して現在に至ります。それぞれの地域を形作ることとなる、中世から近世初期に注目して、その歴史的背景が明らかになります。イグネが点在するのどかな田園風景を持ったこの地域は、このたびの東日本大震災で大きな被害を受けました。この六郷と七郷の歴史を後世に伝える使命感を荷って、著者は執筆を進めています。               「この地域のことを書きたい、書き残したい」と熱いものを感じさせ、しかも「背負った」ものの大きさに、読んでいて引っ張られてしまう力作。脱稿の時を、期待して待っているところです。みなさまも、おおいにご期待ください。そして発刊(7月)まで少々お待ちください。

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