何が人を働かせるのか?

房守日録とは名ばかりで、月録にもなって無いぞ、と石つぶてが飛んでくるお粗末。これでは、成らじ、と心を入れ替えてキーを叩きはじめたしだい。

『慶長奥州地震津波と復興 四〇〇年前にも大地震と大津波があった』に、日本各地から東北の地にやって来て、その能力を遺憾無く発揮し復興に寄与した多くの人々のことが物語られています。自分の力を尽くすべきその時と場所であることを心得て、存分の働きをした様子が見てとれます。またそこには、ここを何とかしなければならない、という強い志が支えていたのだろうことも推測できます。そして、近い将来の設計図を基に現在の進む道を示すリーダーも大きな役目の一つであることが分かります。一寸先は闇。その闇の中に光を求めて、それぞれの立場の人たちが成長していくことで、初めてその光が導きの心強い光となり、人の営みが現在に繋がっているということなのでしょう。

400年前の様子を読みながらどうしても東日本大震災からの復興途上にある今を考えます。未来の目には、この東日本大震災からの復興はどのように見えているのでしょう。

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