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『松森胤保の蒐集活動─ 『家蔵五玩雑録』巻一の蒐集物 ─』(安田容子)蕃山房2020

本書は『松森胤保の愛玩動物飼育』(安田容子 蕃山房2017)に続く松森胤保研究の第二報です。書店販売等市場流通はございませんので、閲覧ご希望の方は下記【閲覧可能施設】にてご覧ください。紹介しました施設で不都合の方は、蕃山房ホームページの「お問い合わせ」メールでご相談ください。(蕃山房)

【閲覧可能施設】
国立国会図書館
酒田市立図書館光丘文庫
鶴岡市立図書館(本館)
山形県立図書館

内容紹介:「一 はじめに 『家蔵五玩雑録』」より

 庄内地方の動植物についての博物図譜『両羽博物図譜五十九冊(未完)を著した松森胤保(長坂欣之助)(一八二五~一八九二)は、庄内地方の政治や文化にかかわっていただけでなく、動植物の記録や機械の発明に才能を発揮した人物である。彼は、明治十六年(一八三三)に博物図譜の執筆に着手するまでに、多種類の鳥類を多数捕獲したり、飼育したりすることを楽しんでおり、生き物にかかわる多くの著作を著している。
 松森胤保は、博物図譜を執筆する上で、生きたものの採集や捕獲だけでなく、死骸や部分なども蒐集している。さらに、鉱物や石器、土器類も多く、海外土産など、蒐集物は多岐にわたる。松森胤保は、これらの蒐集物について、いつ、どこで、どのように蒐集したのかという記録をのこし、その一部(彼が記録に留めるべきと考えたものについて)は『家蔵五玩雑録』に記録されている。
 博物図譜作成に至るまでの蒐集のなかで、①何を集めたのか(蒐集対象)、②なぜ集めたのか(蒐集目的)、③どのように集めたのか(蒐集方法)という問題を、著作の一つである蒐集物記録の『家蔵五玩雑録』全五冊について紹介する。そのなかで、第一冊について、写真版と翻刻を載せた。

松森胤保の蒐集活動─ 『家蔵五玩雑録』巻一の蒐集物 ─
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