お知らせ

2018年11月20日

『ふくしまの未来へつなぐ、伝えるⅡ』が刊行されました。

 本書は、2018年4月21日に郡山市民プラザ大会議室で開催されたシンポジウムの記録集です。福島県の被災地各地域の市民の皆様から、充実した重みのある報告がなされています(目次参照)。これらは、前回シンポジウムで見出した課題から展開した成果であることが分かります。

 「東日本大震災後の被災地の現状と課題を発信し共有すべく企画されたシンポジウム「ふくしま再生と歴史・文化遺産」(2013年)を皮切りに、ほぼ毎年のように福島県内でシンポジウムを開催してきた。(中略)2017年度に引き続いて「ふくしまの未来へつなぐ、伝える」をメインタイトルとし、サブタイトルは「地元から立ち上がる資料保全と歴史叙述」とした。前回の記録集の編集後記にて「資料保全・継承の活動の裾野を広げるという意味では、必ずしも専門機関に属さない一般市民の取り組みの中から、さまざまな問題と課題、そして未来につなげる希望を見出すことを課題としたい。」と記した・・・(後略)」(「編集後記」より)

 本書にご興味をお持ちの方は、以下にお問い合わせください。


【問い合わせ先】
ふくしま歴史資料保存ネットワーク事務局
〒960-1296 福島県福島市金谷川1番地
福島大学行政政策学類 阿部浩一研究室気付
Tel・Fax 024-548-8318
問い合わせ窓口 Tel 024-534-9193(福島県歴史資料館)