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大字誌 両竹

「大字誌 両竹」7

2024年10月、浪江町両竹に「東日本大震災祈念碑 浪江町両竹集落跡地」が落成し、浪江町両竹の歴史は幕を閉じてしまいました。刻々と変わりゆく地震、津波、原発放射線被害の三重被災地、両竹・中浜・中野の歴史と文化とその生活を、記述をもって継承します。今号は、二つのインタビュー記事を掲載しています。婦人学級・婦人会の聞き取りを通じて、両竹での豊饒な生活体験が展開します。平成生まれの遠藤柊さんから見た両竹の光景は、日常生活が眼前に広がります。

大字誌両竹7 もくじ
・口絵 字原田 字南庄司口 字北庄司口 字近藤原
・『大字誌両竹』第七号刊行に際して 泉田邦彦・西村慎太郎
・双葉町両竹婦人学級・婦人会について
  (語り手)佐藤眞喜子・志賀美喜重・久米田きく美・平岩節子
  (聞き手)泉田邦彦
・相馬中村藩両竹村の在郷給人泉田伯隆―近世在村医の知行と医業― 泉田邦彦
・平成浪江町両竹の景観と生活 (語り手)遠藤柊 (聞き手)西村慎太郎
・東日本大震災と原子力災害以後の両竹・中浜・中野地区に関する主な出来事(七)
  ・「もろたけ歴史通信」vol.111~vol.141

著者:西村慎太郎・泉田邦彦

発行所:蕃山房

ISBN 978-4-9913882-3-1 C0021

判型:菊判
頁数:104頁

1,100円(1,000円本体+税)

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