刊行書籍一覧
大字誌 両竹
「大字誌 両竹」2
編著:西村慎太郎・泉田邦彦
判型:A5判 単行本ソフトカバー
頁数:90頁
「『大字誌両竹』第二号刊行に際して」より
福島県の経験した複合災害を後世に伝えることはもちろん重要ですが、なにより大切なのは、この地域の姿を正しく伝えることだと思います。この地域にどのような歴史や文化があったのか、それが震災を機にどうなってしまったのか…。原発事故が地域コミュニティにもたらした影響の甚大さを捨象してしまっては、複合災害の問題が本当の意味で伝えられないように思います。
避難指示は解除されたものの、未だ居住することはかなわず、「復興」にはまだまだほど遠い状況ではありますが、『大字誌両竹』は両竹の歴史と文化を継承目指して編纂を進めております。多くの皆さまとともに両竹地区の過去・現在・未来を共有できたら幸いです。
大字誌両竹2 目次
『大字誌両竹』第二号刊行に際して 泉田邦彦 西村慎太郎
両竹地区の歴史・文化等聞き取り調査報告(一)― 史跡・文化財・地名伝承 ― 泉田邦彦
両竹館について 須貝慎吾
残しておきたい「両竹諏訪神社の今昔」 木幡輝秋
両竹の樹木と伝承 西村慎太郎
両竹地区の草花・樹木、地名伝承に関するアンケート 泉田邦彦・西村慎太郎
東日本大震災原子力災害以後の両竹地区に関する主な出来事(二)
「もろたけ歴史通信」vol. 14―vol. 30
著者:西村慎太郎・泉田邦彦
発行所:蕃山房
ISBN 978-4-9909853-9-4
1,100円(1,000円本体+税)
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